特集・コラム
STANDARD FLOWER
2018年8月25日
STANDARD FLOWER Vol.1 ケイトウは、秋の足音
記念すべき第一回は、「ケイトウ」。秋口から、お花屋さんの店頭で良く見られるちょっと不思議な趣の花。どんな風に暮らしに取り入れるのでしょうか?
さまざまな色で、鮮やかに。
みなさんはケイトウにどんなイメージを持っていますか?漢字で書くと”鶏頭”。鶏のトサカにも似たユニークな形状のお花は、夏から秋にかけて田んぼのあぜ道に咲いていたりと、昔懐かしい雰囲気を持つと認識されている花の一つです。私も、小学校の夏休みに訪れた、おばあちゃんのお家の庭先で真っ赤なケイトウが元気に咲いていたのをよく覚えています。切り花としてお部屋に飾っても、夏の暑さにも負けずに元気に咲いてくれる心強い味方。最近では、「セッカケイトウ」という頭の部分が大きくなったケイトウをはじめ、彩りや形状も本当にたくさんの種類のものに出会うことができます。色も、濃いピンクから、淡いピンク、オレンジ、黄色、明るいグリーンなど、本当に色鮮やか。ぜひおウチの近くのお花屋さんで、お気に入りのケイトウを見つけて欲しいです。
彩りのある日々に。
お花を入れる花器は、透明のガラスのものを選ぶと、涼やかに感じさせてくれます。ここでは、身近にあるピッチャーや空き瓶が、お花を生けるとまるでしつらえたような器に。まずはお家にあるものを使って、お花のある暮らしを始めてみるのはいかがでしょう。
小田急フローリストでは、花持ちがよく、彩り豊かな品種が取り揃う伊志井園芸さんのケイトウを主に扱っているのだそうです。カラフルなケイトウをお部屋に飾って、よりビビットで彩りのある日々をお楽しみください。
コツを教えてください。
必要なものはありますか?
どうしたらいいですか?