特集・コラム
映画のとびら
2019年9月6日
スタートアップ・ガールズ|映画のとびら #025【上白石萌音&山崎紘菜インタビューあり】
苦手なことに立ち向かう勇気をもらえます!(山崎)
――映画『スタートアップ・ガールズ』は、新たな事業の起業を成し遂げようとする女性ふたりのバディームービーです。ひとりは、上白石さんが演じる自由奔放な大学生起業家・小松光(ひかり)。最初から、予想のつかない芝居で、かっ飛ばしていましたね。
上白石:はい、ホームランでした(笑)。
山崎:きれいだったよ。かっ飛ばしすぎて、スコアボードを壊してた(笑)。
上白石:ホント(笑)?
――山崎さんは守備についていた感じですか。
山崎:そうです。そのスゴイ球を捕球する側でした、私。光、ピッチャーとしてもすごい球、投げてた。たまにデッドボールもあったよね?
上白石:うん、バンバン当ててたかも(笑)。ご迷惑をおかけしました。
山崎:わざとバッターの人にぶつけようとしたこともあったよね。思わず「やめて!」って(笑)。
上白石:スポーツマンとしては最低ですね(笑)。でも、光なりの正義はあるんですよ。彼女を突き動かしているのは正義ですし、(女性の不便を正して)世の中をよくしたいっていう純粋な情熱ですから。ただ、その表現がヘタクソっていうだけで。
――光はまっしぐら過ぎますからね。
上白石:脇目を振らないんです。そのまま走る人。私自身は光のことが大好きでしたし、やりたいこともわかったし、だからこそその不器用な感じを不器用に演じようとしました。あとは、恥ずかしがらずに思いきり(演技で)振り切ろうと。
――そんな光がいる以上、大人の対応をしなければいけない人も出てくるわけです。
山崎:そうですね。それが私の南堀希です。でも、ストレートを要求しているのに、光はものすごいカーブを投げてきたりしますからね。
上白石:そう、光は言うことをきかない。
山崎:サインは無視するんです。だから、来る球をただ受けるしかなかったんです(笑)。
――映画を拝見すると、所々に即興演技みたいなものを感じましたけれど。
上白石:池田千尋監督が(シーン終わりなどで)カットをかけないことがあったんです。
山崎:あった、あった。
上白石:そうなると、どこまで私たちが面白いこと、ヘンなことができるか、みたいになって、台詞の行間でどんなお芝居ができるかとか、そういう「装飾」をジャラジャラとやった日々でしたね。自由度が試されたといいますか、現場に持っていったものは監督が全部、許容してくださるんです。それでどこまで遊ぶことができるのかがテーマでした。
山崎:私も迷いながら演じたといいますか、自分としては「普通の人」を演じることがいちばん難しいんです。今回も南堀という(大企業OLの)キャラクターをどうしようかと悩んでいたんですけど、監督がそれを見抜いてくださって、「紘菜ちゃん、一緒にがんばろうね」と。一緒に歩んで導いてくださったので、本当に助けられました。そんな監督が、あるシーンで全然カットをかけなかったんですよ。どうしたのかなと思ったら、泣いていたんです。(上白石に)知ってる?
上白石:知らない……。
山崎:おにぎりのシーン。
上白石:え、そうなの?知らない!
山崎:「すっごい、いいシーンだった」って言いながら。
上白石:うわー、知らなかった、それ!
山崎:思わず、もらい泣きしそうになりましたね。
上白石:クランクアップのときとかも、監督、私たちと抱き合って号泣したよね。
山崎:うん、そうだった。
上白石:でも、私は監督に光っぽいところがあるなと思っていました。監督こそ、ひらめきの天才だし、みんながついていきたいと思わせる才能の持ち主です。失敗や変なことを全く恐れない。むしろ、そういうことを楽しんでやる方でしたね。だから、私は撮影中、監督のことを結構、観察していました。
山崎:監督、現場に来ると、「ハイ」と言って飴玉とかくれるんですよ。
上白石:あ、くれたー。懐かしい……。
山崎:袋に「がんばろうね」っていうメッセージが印刷されている飴なんですけど、もううれしくて。私はそれを舐めず、撮影中はずっとポケットに入れていました。
――池田さんがうまいのは、おふたりの掛け合いだけに持っていかず、起業サポーター役の山本耕史さんのような人を絡めてバランスを取っているあたりです。山本さんのような存在があるから、バディーとして弾むことができたと思うのですが。
上白石:はい。山本さんには(私たちを)シメてもらいましたね。こっちがどんなにユルユルやっていても。
山崎:ユルユル(笑)!
上白石:そう(笑)、こっちがどんなにやりたい放題やっても、山本さんがそこにいてくださるだけで、シーンが締まるんです。山本さんに対して「執事みたいですね」って話すシーンがあるんですけど、まさにそうだな、と。否定も肯定もせず、そこにいてくださる。山本さんの存在は本当に大きかったです。あまり3人でのシーンはなかったんですけど、光と南堀、それぞれのシーンで助けていただきました。
――おふたりは2011年開催の第7回「東宝シンデレラ」の同期生でもあります。どうなんですか、端から見ていて「ふたりは本当に仲がいいの? 現場でケンカとかしてない? 大丈夫だった?」みたいな、いらぬ心配もしていたのですけれど。
山崎:まさに、いらぬ心配です(笑)。
上白石:ホント、いらぬ心配です、それは(笑)。
山崎:そういうネタは何もありません(笑)!
上白石:ホント、ないよね。「実はメッチャ仲が悪い」みたいなネタがあれば面白かったでしょうか?
山崎:一回、ケンカしておけばよかった(笑)?「口をきかないときがあったんですけど」みたいな(笑)。
上白石:その方がドラマは生まれるよね。でも、何にもなかったです(笑)。
――失礼しました(笑)。でも、逆に仲がいいからこそ、難しかったこともあったのではありませんか。
上白石:最初はやっぱり照れがありましたね。「東宝シンデレラ」に受かってから(山崎とは)ワークショップでずっとお芝居が一緒だったので、どうしてもその記憶がよみがえりますし、仕事の悩みも相談できていたのも、これまで共演してきていないからこそできていたところもあると思いますし……。
山崎:確かに、確かに。
上白石:だから、そういう間柄で実際に現場に立つとなると、なんかヘンなくすぐったさみたいなものがあって。でも、役に入れば、もうやるしかありませんので。それに、やれば(山崎は)なんでも受け止めてくれるので、そこはもうホントに紘菜ちゃんのおかげ。だから、恥ずかしさがあったのは、最初の一瞬だけだったと思います。
――おふたりの仲のよさは劇中、居酒屋でASIAN KUNG-FU GENERATIONの《リライト》を合唱するシーンに顕著でした。見るからに、楽しそうでしたけど。
山崎:メッチャクチャ楽しかったです(笑)。
上白石:数少ない発散の場だったよね?
山崎:希としては、光だけでなく会社の上司からもいろいろ言われて、そういうのを全部、自分で受け止めて我慢する役でしたので、どうしてもストレスがたまります(笑)。自分自身、演じていて「言いたいことがあるのに言えない」という希の気持ちはわかっていましたし、そういうときの《リライト》でしたから、ものすごくスカッとしました。
――あの居酒屋、小田急線沿いに実際にある居酒屋なんですよね?
上白石:経堂です。「NON+Be-」というお店です。
山崎:ぜひ、聖地巡礼をしてください(笑)!
上白石:私、撮影が終わった後も行ったんですよ。監督の行きつけのお店でもあるんです。監督が連れて行ってくれまして、何曲かカラオケで歌ってきました(笑)。すごくいいお店です。
――映画をご覧になった方の中には、お店に行けば、おふたりに会えるかも、と楽しい想像をしながら通う人もいるのではないですか。
上白石:私、入り浸っているかもしれないです(笑)。
――ところで、僕にはこの数年間、大切に使っているクリアファイルがあります。これなんですが……(と、第7回「東宝シンデレラ」合格者の顔写真がプリントされたクリアファイルを取り出す)。
山崎:ぎゃっ!(と驚き、次に笑い出す)きゃっはははは!
上白石:(クリアファイル上で一緒に映っている妹の上白石萌歌の写真を見て)萌歌なんか、赤ちゃん(笑)!
山崎:萌音も赤ちゃんだよ(笑)! ほら、「今、生まれた」みたいな(笑)。
上白石:紘菜ちゃん、眉、細いね(笑)。
山崎:当時の流行りじゃないかな、きっと(笑)!
上白石:もう8年経つのかぁ。
山崎:これ、シュレッダーをかけてもらっていいですか(笑)?
上白石:いやいや、私たちの原点!
山崎:でも、やっぱり、照れくさいよー。
――言ってしまえば、おふたりの俳優業だって、一種の「スタートアップ」によって生まれたものですよね?
山崎:そうですね、確かに。
上白石:私、ちょうど年齢的に友だちがみんな、就職活動をしている代なんですね。で、面接の相談とかされるんですよ。
山崎:そうなんだ(笑)。
上白石:きっと、オーディション(での面接)を繰り返し受けている中で、自己PRをどうやってやるのかを知っていると思われているんでしょうね。でも、そこで思ったのは、このお仕事(俳優業)って一生、就活だなって。
山崎:うん、うん。
上白石:一生、起業し続けるもの、といいますか。新しい役に出合うたびに新しい自分を立ち上げるし、現場では常にたくさんの人に見られているし。たぶん、私と同じような年齢の観客の方と、何ら変わらないことをずっとやっているんだなって。そういうことを最近、感じています。
――いいお話です。きっと、それを超えるお話が山崎さんから出てくると思います。
山崎:プレッシャーをかけないでください(笑)!でも、俳優のお仕事が自分たちにとって「スタートアップ」というのは、そのとおりだなと思います。私たちは好きなことを全部、お仕事にさせていただいている環境にいさせてもらっているんですね。個人事業主ですし、自分が好きなお芝居もそうですけど、好きなラグビーのこともお仕事にさせていただいています。幸いにも、実現させていただいているんですね。自分が好きなことを自分を商品として、自分でどうプロデュースするか、みたいな。それが最近、すごく面白くて楽しいなって。まさに映画で扱っている内容が自分と一緒だなって思います。
上白石:パチパチ(拍手を送っている)。
山崎:この拍手は同期からの友情の拍手ですね。身内の「がんばっているね、よくできました」っていう(笑)。
上白石:違うよー(笑)!でも、私、紘菜ちゃんは起業に向いていると思うんです。すごく現実的だし、計画的だから。
山崎:そうかなぁ。
上白石:周囲を引き込む力も持っているし。この間、起業家の方とトークイベントをする機会があったんですけど、その起業家の方も紘菜ちゃんに太鼓判を押していました。「いけるよ!」って。(山崎に)ちょっとやってみたら?
山崎:で、やってみたら、メチャクチャ失敗するとかね(笑)。
上白石:そうしたら、私のせいだよね(笑)。
山崎:起業失敗! みたいな(笑)。
――でも、たとえばTOHOシネマズの映画紹介コーナーも山崎さんのスタートアップ成功例のひとつではないでしょうか。今もし、あのコーナーから山崎さんの姿がなくなったら、映画本編が始まらないって感じになっちゃいますからね。
上白石:そうだよー。
山崎:新しい楽しみ方として、私のコーナーだけを見て映画館を出る、っていうのはどうでしょうか(笑)。
上白石:山崎紘菜代1800円(笑)! でも、いるかも、そういう人。
山崎:いない、いない!
上白石:でも、デビュー直後からやってるでしょ? すごいよ、ずっと続けていて。
山崎:いやいやいや。
上白石:このお仕事って、役も作品もどんどん新しくなっていって、出会って別れての連続なのに、紘菜ちゃんのTOHOシネマズのお仕事は変わらないままでしょ?すごいよ。
山崎:でも、ひとつのことをやり続けるのって、常に今までやったことのさらに上を期待されるので、プレッシャーとか恐怖もあります。だから、私も進化しないと、とは思っているんですけど。
上白石:このままずっとTOHOシネマズの顔として続けていってほしい。
山崎:ゴジラくらいに?ゴジラ目指し(笑)?
上白石:じゃ、シン・シン・ゴジラで(笑)!
――あらためて映画「スタートアップ・ガールズ」は、おふたりのコンビネーションがとてもいい作品でした。最後に、映画についてひと言、お願いします。
上白石:新たな扉を開いていただいた作品という感じです。これまで自分が持っていた先入観……たとえば「これはやってはいけない」とか「これは私らしくない」とか思っていたことが実は意味がなかったんだな、って今回、思いました。可能性を縮めてしまうのは全部、自分なのかもしれないなって。自分を開放して突き進んでいくのが光であって、彼女をつかまえて主導権を握って(あるべき方向へ)連れていってくれるのが希。このふたりを見ていると、結局、自分の人生、舵取りをするのは自分だな、と。わたしはすぐ尻込みをしてしまうタイプで、マイナス志向だったんですけど、それを光にスパーンと蹴飛ばしてもらいました。ほんの少し、自分を明るくしてくれた作品じゃないかなって思っています。
――いいお話です。きっとそれを超えるお話がまた山崎さんから出てくると思います。
山崎:プレッシャーをかけないでください(笑)! そうですね、私の場合、「ちょっと苦手」と思うような人に出会ったりすると、少し距離を置いてしまいがちな人間だったんですけど、今回、ふたりのいい化学反応を見て、苦手だったら、なぜ苦手かを考えるようになったといいますか。それって、苦手なのではなくて、単純に怖かっただけなんじゃないのかなって。自分の概念にない相手というだけで、わからないことに対する恐怖を感じただけなんじゃないのかなって。その恐怖に負けず、人と向き合えば、新しい道が開けるんじゃないのかなって。光と希のように。ですから、観客のみなさんにも、光と希の姿をご覧になって、苦手なことに立ち向かう勇気を持っていただけたらと思います。
上白石:パチパチ(拍手を送っている)。
山崎:これも身内の拍手ですね(笑)。
上白石:違うよ-!
――かなうなら、同じコンビで続編が見たいですね。
上白石:ぜひ、お願いしたいです!
山崎:母になったふたりが起業するとか?
上白石:PTAに斬り込む、みたいな(笑)。
――同じ東宝芸能所属の俳優さんがたくさん出てくるのも面白いんじゃないかと。個人的には、池澤あやかさんあたりに起業ライバル役でぜひご出演いただきたいな、と。
上白石:池澤先輩!
山崎:どんだけ東宝芸能ファンなんですか(笑)!
1998年1月27日、鹿児島県生まれ。2011年、第7回「東宝シンデレラ」オーディションにて審査員特別賞を受賞。同年、大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』にてドラマ・デビュー。2014年、周防正行監督作品『舞妓はレディ』で映画初主演し、第38回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ各映画賞を受賞。2016年、新海誠監督作品『君の名は。』にてヒロイン・宮水三葉の声を演じ、同年、歌手デビューも果たす。その他の映画出演作品に『溺れるナイフ』(2016)、『ちはやふる』シリーズ(2016~2017)、『羊と鋼の森』(2017)などがある。10月からは井上ひさし最後の戯曲である音楽劇『組曲虐殺』に出演。
1994年4月20日、千葉県生まれ。2011年、第7回「東宝シンデレラ」オーディションにて審査員特別賞を受賞。2012年、三木孝浩監督作品『僕等がいた』で映画初出演。主な映画出演作品に『神さまの言うとおり』(2014)、『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』(2017)、『花筐/HANAGATAMI』(2017)、『検察側の罪人』(2018)など。『平成物語 なんでもないけれど、かけがえのない瞬間』(2019)でテレビドラマ初主演。映画『モンスターハンター』(2020)でハリウッド・デビューを予定している。また、ラグビーワールドカップ2019開催都市特別サポーター(東京)としても活動中。
「スタートアップ」とは「新規事業の立ち上げ」「起業」などを意味するビジネス用語。その題名どおり、新たなビジネスにかける女性たちの葛藤と奮闘を描いたフレッシュな人間ドラマ。
ひとりは、天才肌の大学生。奇抜な服装、お菓子中心の食生活。アイデアが浮かぶと猪突猛進。周囲にお構いなく、ゴールに向かって我が道を突っ走る。名前は、小松光(上白石萌音)。
もうひとりは、大企業のイノベーション担当OL。父親の事業失敗の過去を苦く思っており、チャレンジングな生き方を好まない。奨学金の返済にも頭を悩ませている。名前は、南堀希(山崎紘菜)。
まさに正反対のふたりは、光が持ち込んだ「小児医療遠隔操作事業」の件で対面の場を持つ。光の一方的、自己中心的なプレゼンに、全く反りが合わない希だったが、光の活動をバックアップしている男ミズキ(山本耕史)、希が勤める日本ペガサス社の上司(神保悟志)の後押しで、やがて協力体制をとることに。その後も意見をぶつけ合い、居酒屋でも罵り合うふたり。だが、光に抵抗を覚えていた人間は希だけではなかった。いつの間にか光はプロジェクトから外され、「小児医療遠隔操作事業」は別の人間を代表にして動くことになる。しばし落ち込む光だったが、今度は保育所/保育士問題を解決するビジネス・プランを立ち上げようとし、希に新たな助力を求めるのだった。
光の突飛な個性に合わせて髪まで脱色し、「奔放」を体現する上白石萌音が、まず目に鮮やか。これまでのどこか穏健清純派の印象がいい意味で崩れていて、新鮮なことこの上なし。そんな上白石の「かっ飛ばし」も、それをきちんと受け止める相手がいてこそ初めて輝きを得る。堅物のOLを演じる山崎紘菜の芝居は一見、地味だが、安定したたたずまいの中に役割が果たされており、光と希の間に無理のない「太陽と月」の図式を現出させた。一種の「相棒もの」としても見ごたえは大きく、それぞれの情熱が俳優自身の意気込みとほのかに重なって映っていくあたりも、この作品ならではの醍醐味だろう。
題名と物語を追うだけでは少々、堅苦しい企業ドラマに映るだろうが、裏切りや疑惑の陰湿はない。むしろ青春ドラマにも通じるさわやかな風が随所に吹いている。私生活でも仲のいい女優ふたりにとって、これが映画初共演。その関係図だからこそ出せた味わいをそこに嗅ぎ取る向きもあるだろう。
脇を固める山本耕史、神保悟志、宮川一朗太、渡辺真起子らの存在感、高橋泉の脚本構成力、池田千尋の柔軟性ある演出、いずれも主役ふたりの際立ちに機能している。劇中で扱われるビジネス・プランも女性に関係の深い福祉問題が中心。その部分でも刺激を受ける観客もきっと少なくない。
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1966年生まれ。文筆家。映画、テレビ、舞台を中心に取材・執筆・編集活動、および音楽公演の企画、講演活動も行う。現在『キネマ旬報』にて映画音楽コラム『映画音楽を聴かない日なんてない』を隔号連載中。
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