お客さまが心地いいと思える距離感を大切にしたい。

2019年夏、強羅にオープンした《箱根 ゆとわ》。敷居の高い老舗旅館のイメージが強い強羅温泉だが、このホテルにはモダンで自由なムードが漂っている。その雰囲気を支えている一人が営業マネージャーの髙山さんだ。「できるだけリラックスいただけるように、お客さまが心地いいと思える距離感を大切に、自然な接客を心がけています。日常の喧騒を忘れて、心からくつろげるのがこのホテルの大きな魅力ですからね」

建物内にはおよそ700冊の書籍を揃えたライブラリーラウンジや、足湯と焚き火炉のあるウッドデッキの「ナカニワ」などもあり、若い方や女性の宿泊客の憩いの場となっている。オープンにあたっては、働きやすい環境づくりにも力を注いだという髙山さん。そのおかげかスタッフはみな笑顔でいきいきとしていて、訪れるお客さまの心をほぐし、やさしく和ませているようだった。「まだオープンしたばかりですので、スタッフ同士で声をかけあって、より過ごしやすいホテルにしていけたらと思っています。お客さまに感謝されることはもちろんうれしいのですが、それよりもお客さま一人ひとりが楽しそうにしている姿を見るのがいちばん幸せですね」

強羅初のコンドミニアムも人気だという。泊まる人の目線から、新しい旅のスタイルを提案しつづける箱根 ゆとわに、ぜひ一度訪れてほしい。