たみさんのオススメで作って頂いたのは、ノイズ自慢のカレーライス。人気で売り切れる日もある自慢の一品です。
じんわりと辛さが沁みるカレーライスを食べながら、ケイスケさんがまだ若かりし日のことを思い出しました。
「まだ20歳そこそこの時ですけど大阪の中津という梅田の外れにある街のインド風喫茶店でアルバイトしていたことがあって、なんかその時のことを思い出しました」
実はそのインド風喫茶店こそがウルフルズのメンバーが出会った場所なのです。「カンテG」として、ウルフルズの名曲「大阪ストラット」にも出てくることはファンの間では有名です。
「こちらでアルバイトをしていてプロになった方はいらっしゃらないんですか？」とケイスケさん。
すると、たみさんが「ひとりだけいます」と言って教えてくれたのが、1996年にデビューしたシンガーソングライター・宮本浩次（みやもと・こうじ）さん。たみさんと一緒にお店を切り盛りするマスターの青柳哲司さんと同期で一緒に働いていたそうです。
「でも、音楽の世界で成功したいっていう子を何人も見てきましたけど、なかなか難しいですよね。そう考えたらウルフルズのメンバーの皆さんが同じ喫茶店にいたっていうのはちょっと信じられないような偶然だと思います」
いつか町田ノイズから、素晴らしいミュージシャンが出てくることを楽しみにしています。