地元に愛され40年の鳥料理店。『瓶ビール・大（750円・税込）』で乾杯したら「名物『からす焼き（550円・税込）』は絶対に食べて！」志村さんのレコメンドをさっそくいただく。「味噌の焦げた部分が黒かったから」名付けられたオリジナルメニュー『からす焼き』は、先代の大将から伝わる合わせ味噌で鶏肉を焼いたもの。ほんのり甘い味噌の秘密は酒粕。キュッとレモンを搾るともう、お酒がすすむ、すすむ。つづいて「量があって新鮮！」とおすすめされた『刺身（2,000円・税込）』。この日はマグロ、カンパチ、タイ、ヒラメ、生シラス、イサキ、シマアジ、カツオ、タコ、アジと驚きの10種類。なんて大盤振舞いなんだ！

「ジャズが流れる大人のお店」と志村さん。扉を開けると、ウッドベースにピアノ、ドラムと楽器がずらり。緊張するかも……なんて心配はどこへやら、とても落ちつく空間だ。その秘密はカウンターにあり！ マスターのこだわりで、カウンターの中はフロアを低くしているそう。「お客さまより下からの目線。これが僕の基本なんです」そう話すマスターの笑顔もとってもキュート。ウータンもリラックスしてジャズに身を委ねられそう。「ここは誰でも気軽にジャズを楽しめるし、広くて落ちつくから、ゆったり過ごせるよ」と志村さん。志村さんもジャズには一家言あり？「実はそんなに詳しくないの（笑）でも好きだよ～」なんて、おちゃめ！