特集・コラム
STANDARD FLOWER
2019年3月25日
STANDARD FLOWER Vol.5 春は、桜。
第5回は日本の春を象徴する「桜」がテーマ。咲き乱れる満開の桜ではなく、シンプルで凛とした印象に飾る桜の魅力と扱い方を教えてくれました。
お花見を。
お花屋さんで枝を選ぶときは、すでに満開に咲いているものではなく、一見寂しそうに見えても、まだつぼみの硬いものをチョイスすると、長く楽しめます。1、2枝を難しく考えずに活けるだけで充分、春色の素敵なお部屋になるはず。咲き乱れる桜を見るのもいいけれど、シンプルに飾った桜は、花の細かなディティールや、枝ぶりなど、お花見とは一味違った楽しみ方ができます。器は、縦長のものを選んでみてください。今回は、グレーの器にしてみました。トレンドを意識したカラーリングで、とてもモダンで綺麗に組み合わせに仕上がりました。
だから美しい。
もちろん、花瓶に活けた桜も、花が終わると可愛らしい葉を楽しめます。桜を飾ると、少し早めの初夏まで感じられるのは、素晴らしいことですね。暖かい部屋に置いておくと、散るスピードが早いので、ちょっと注意が必要です。さっと掃除できるように、すっきりした棚やテーブルの上に飾ってみてくださいね。
満開の時は、永遠に美しいように感じるのに、あっという間に舞い散る。儚いのに力強いその姿は、私たちに色々なことを感じさせてくれます。一瞬の美しさを季節とともに運んでくれる桜、ぜひこの時季に楽しんでくださいね。もちろん小田急フローリストさんでも取り扱いはあるそうなので、ぜひお仕事帰りやおでかけのついでに覗いてみてくださいね。