特集・コラム

知ってる店あるよ

2019年12月20日

知ってる店あるよ Vol.1 下北沢駅編

夕方も‪6時‬をまわった。今日の仕事はもう終わり。「軽く一杯やっていこうか」……でも、どこへ? そんなとき、自信をもって「知ってる店、あるよ」と言える男になりたい小田 ウータン。寄り道大好きフラリーマンのウータンが、おすすめストックを増やすべく、『ぶらり下北沢』の鍛治川直広さんに案内されて、いざ参らん、下北沢へ。
最初のお店
魚と日本酒 uchi
朝に獲れた魚を、その夜に
まず案内されたのは下北沢の駅からほど近い和食の店、uchi。「気軽に入りやすいカウンター席がおすすめだよ」と話す鍛治川さんがイチオシなのは『自家製鯖のくんせい(760円・税込)』。大将が一つひとつ丁寧に仕込んだ塩鯖を高温・短時間で燻し焼きにした看板メニューだそう。うむ、美味!
驚いたのは『お刺身5種盛(1,380円・税込)』。刺身一切れが、分厚い。通常なら3、4切れにするであろうそれを一口で頬張れば、魚のスッキリした味わいにさらに驚く。聞けば、本当の旨味を知ってもらうため、厚造りにこだわっているとか。鳥取境港から空輸で届く朝獲れの魚に対する信頼の賜物だろう。またまた美味!
夜だって定食が食べたい
「酒にも白飯にも合う!」と鍛治川さんもお気に入りの『チキン南蛮(780円・税込)』は、味付玉子と粗みじん切りの玉ねぎで仕上げた自家製タルタルが甘辛い揚げ衣とベストマッチ。月曜から木曜までの平日夜には、ごはん・味噌汁・サラダ付きで『夜定食(1,100円・税込)』にすることもできるそう。その日の腹具合で選べるのはうれしい!つい気になって「店名の由来は? 」と大将に聞くと「お客さまの第二の家(うち)になれたらいいなと思っているんです」と笑顔で教えてくれた。そんな話をしながら、『自家製クリームチーズの醤油漬け(480円・税込)』と、季節の日本酒をチビチビ。鍛治川さんの言う通り、カウンターはいい。
今回のお店と人
『若者の街』のイメージが強いが、大人が落ちついて過ごせる店も多い下北沢。「リーズナブルで気取らず美味しい店ならシモキタ」という鍛治川さんの言葉には、この街を愛する男の自信が溢れている。今回は下北沢から2店舗をストック!
魚と日本酒 uchi
鳥取出身の大将がつくる、産地にこだわった魚・野菜、濱田ファームのお米の料理が食べられる酒と日本酒の和食屋さん。日本各地の地酒、自家製塩レモンサワーなど、飲み物も充実。月曜から木曜の平日は、昼夜ともに定食メニューあり。
information
住所:東京都世田谷区北沢2-22-13 XAアズマビル1F
TEL:03-6453-2775
営業時間:11:30~15:00/18:00~22:30
定休日:なし
HP:http://uchi.tokyo/
アクセスはこちら
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※3000円(税込)以上のご飲食時のみ
鍛治川 直広
東京都出身。幼稚園から大学卒業までの17年間を下北沢で過ごす。「下北沢の街を応援したい」との思いから、IT、金融、経営コンサル、税務/会計の業界における実務経験と、ビジネススクールで学んだ知識を元に、2009年よりエリア活性化事業をスタート。下北沢の情報サイト『ぶらり下北沢』運営の他、アドバイザリー業務(組織改善/運営、イベント企画/運営など)にも従事。(公財)東京都中小企業振興公社専門家として、エリア活性化に従事する。
小田 ウータン
美味い酒と料理には目がないアラサー男子、小田 ウータン。「いい店知ってるゥータン?」が口癖で、行く先々でおすすめを教わってストックしている。美味しいもののためならフットワークは非常に軽く、行動派の一面も。結構な距離に手が届く長い腕はカウンター席で重宝。もちろん、通勤には小田急線を使っている。
※2019年12月現在の情報です。
次回は1月20日更新予定です