魚料理が充実しているのは、毎朝マスターが川崎北部市場で仕入れているから。数あるメニューから選んだ『とろほっけの開き（1,180円・税込）』は、焼き目の香ばしさと、厚くしっとりした身のコントラストがうっとりモノ。定食気分なら、プラス300円で『ごはんセット（ごはん・味噌汁・日替わり小鉢・香物）』も。ヨーロッパ調の内装は、マスターいわく「某テーマパークを手がけたこともある職人たちが１から作った」そう。ステンドグラスはイタリアから運ぶなど、細部までこだわったのだとか。丁寧に作られた『ハイボール（550円・税込）』を片手に店内を見渡せば、この独特の雰囲気にすっかりイイ気分のウータンなのだった。

甘辛い挽肉とチーズのコンビネーションが抜群のタコライスにはプラス100円で目玉焼きをのせて。ほかにもトッピングは人気のアボカドや、レモンバナナなんて変わりダネも（意外にマッチするそう）。ポークジンジャーは自家製生姜ダレが玉ネギの甘味を引き出して、大きなロース肉との相性バッチリ。サラダで野菜がしっかり摂れるのもうれしいところ。季節限定メニューが豊富なのも特長で、スパイスを利かせた『ホットカンパリ（680円・税込）』や『ホットワインレモネード（680円・税込）』は寒い日によく合うドリンクだ。1階で販売中の『くるみクッキー・猫缶（880円・税込）』はお土産にぴったり。ぜひ買って帰ろう。